著者について
著者の「鈴木 祐」さんは年間5000本もの論文を読むすさまじい方で、海外の学者や専門医へのインタビューも行っています。
本の執筆活動以外にもブログ「パレオな男」や、ニコニコ動画のチャンネルを持ち情報発信されています。
発信されている情報はご自身の経験を基にしたものではなく、すべてエビデンスに基づいたもので、圧倒的な精度と情報量があるのでおススメです。
この本を読むことで
第一章:理論編―正しく知る
・苦痛⇔回復―苦痛と回復のサイクルで若返る
第二章:実践編―正しく苦しむ
・運動―段階的な負荷で、見た目も脳も若返る
・毒とファスティング―代謝を改善し、細胞レベルで肉体を若返らせる
・メンタル―「老けるストレス」と「若返るストレス」を分ける
第三章:実践編―正しく癒える
・栄養素―若返る食事、老ける食事を知る
・睡眠―今日から始められる薬に頼らない快眠体質づくり
・美肌―世界最高権威も認めた、シンプルながら強力なスキンケア
・脱洗脳―見た目が若い人の心の持ちようとは?
第四章:ロードマップ編―正しく行う
・ロードマップ―最短ルートで目標を達成しよう
人の貧富にはどうしても差がありますが、とれだけ資産を持っていようと永遠に生き続けられる人はいません。
寿命は全ての人に平等に訪れます。
その限られた時間の中で健康寿命を少しでも長くし、若さを保つ方法を提示しているのが本書です。
若さを保つには「苦痛」と「回復」が必要
人の身体には「ホルミシス」という若返りシステムが存在します。
このシステムは普段は機能していないのですが、「苦痛」と「回復」によって働き始めます。
過剰なストレスは健康に悪影響となりますが、断食や運動のような適度な「苦痛」は若返りシステムを起動します。
また、しっかりとした休息を取り「回復」することによって、若返りシステムは実行されます。
正しく苦しむ
「苦痛」については、食事・運動・ストレスについて書かれています。
個人的には昼12時と夜20時までにご飯を食べ、残りの16時間の間は水とコーヒーのみを取る「プチ断食」をしています。
朝食を食べないことで最初はお腹が減りましたが、すぐに慣れ、午前中の集中力も増したように感じました。
食事を減らしたことに体が慣れすぎないためにも、10日に1日程度は「チートデイ」としてどれだけ食べてもいい日を設けています。
<参考>適度な運動はメリットだらけ
正しく癒える
「回復」については、食事・睡眠・スキンケア・心の持ちようについて書かれています。
<参考>睡眠の重要性と睡眠の質を高めるポイント
鈴木 祐さんの他の著書
「最高の体調」「科学的な適職」「無(最高の状態)」もおススメです。
<おススメ本>最高の体調