1日のスケジュールを立て、見えるようにタスク化する
生まれた環境や見た目・能力などは平等ではないですが、「時間」だけは全ての人に平等に与えられています。
人の一生の時間は思ったよりも短く、だらだらと過ごす1年はあっという間に終わってしまいます。時間密度によって生産性は10倍も変わると言われています。
主婦は料理の準備をしながら洗濯したりと、並行して作業をするので時間管理がとても上手になります。
どこまでやるか決めていないと怠けてしまいがちになるので、まず1日の始まりにその日のスケジュールを立てます。
スケジュール管理用のソフトを買わなくても、エクセルやメモアプリで1日のスケジュール、1週間、1か月、1年単位での目標などもまとめて管理します。
優先順位をつける
②「重要」ではないが、「急ぎ」の作業
③「重要」だが「急ぎ」ではない
④「重要」ではないし、「急ぎ」でもいない
③「重要」だが「急ぎ」ではない作業
これをいかに後回しにせずに進めていけるかによって、日々の充実度が変わっていきます。
スキマ時間を有効活用する
時間がない人でも、ちょっとした待ち時間は必ずあります。スキマ時間を有効活用することが大事です。
・いつも頭の中では何かを考えて気づいたこと、本を読んで気になったフレーズなどを、メモアプリなどへ書いておく。
・電車や車の移動、信号やエレベータの待ち時間にスマホでニュースをチェックする。
経済的に余裕のある人は電車に乗ったり、車を運転したりせずに、タクシーに乗ることによって、その移動の間の時間でスマホで仕事をしていたりするそうです。
PCやスマホなどのITを活用する
ヒトは最初は前頭葉で考え、慣れると小脳で無意識でできるようになります。
歯みがきのような毎日行う単純作業は、考えなくても自動で行えるようなっていきます。
今ではスマホだけでもかなりの仕事を行うこともできます。
たまに年配の方が最近の人はスマホを見過ぎといいますが、それは新聞や本や音楽もスマホ一つで事足りるようになっただけで、別にゲームやSNSだけしてるわけではないのです。
・パソコンでの単純作業はマクロを組む。
・運動は動画や音声を利用しながら行う。
・AIチャットを使って効率化を図る。
気がかりなことはタスクリストに記載
気になっていることがあってモヤモヤして実体がないと、脳のメモリを余計に使ってしまいます。
そうならないために「ちょっと気になっていること」は全部、スマホアプリのタスクリストへ書き込みます。
家の中の通り道に捨てなければいけない物があるだけで、脳はわずかながら通るたびに意識してしまい、無駄にエネルギーを消費します。
モヤモヤにエネルギーを吸い取られてしまうような状態を作らないようにしています。
マルチタスク(並行作業)はしない
家事などの単純作業であればいいですが、少しでも頭を使う作業をマルチタスクで行うと、結果遅くなってしまいます。
1つの作業を集中して終わらせてから、次のタスクに移ります。
睡眠はきっちり取る
人によって違いますが、平均して7時間の睡眠時間は確保します。
残業や夜遊びでで寝不足になると、翌日の生産性はガクッと落ちてしまいます。
単純作業の場合は、寝ずにやった時の方が短期的には進んでいることもありますが、頭を使う作業の場合は、よく寝た日と比べてトータルの進み具合がかなり違っています。
<参考>睡眠時間の重要性とぐっすり眠るための方法
日々改善する
毎日何でもいいので新しい方法を試してみる。
日々のちょっとした改善は1日単位でみるとたいしたことがないですが、年単位で見るととても大きな変化になります。
ブログのタイトルにもしていますが、毎日新しい事を試す、昨日の自分を改善するというのが時間管理にも役立ってきます。
ダイエットだとすると、流行したダイエットを一通り試してみて、その中で1つでも上手くいけば十分です。
時間さえ作れるようになれば、だいたいのことは解決できるので、時間への投資は一切妥協せずにリソースを割くこと。
道具1つでも、少しお金を出せば効率が上がるのならば惜しむべきではないです。
必要以上に「いい人」にならない
嫌われたくないという理由で飲み会に付き合ったり、あまりいい条件でない仕事を引き受けてしまったりするのは、時間を大きくロスしてしまいます。
自ら嫌われる必要はないですが、必要以上にいい人ぶるのは辞めました。
<参考>嫌われる勇気
やりたくて、得意で、もうかることを優先する
当たり前ですが、得意でない事をしていては上手くいかないです。
給料のために我慢して不満のある会社で働くのは、定年まで働く程度のことはできるかもしれません。ですが、定年後に活かせるスキルが何も残らないことになりかねません。
スケジュールはゆったり設定する
スケジュールを詰め込むと、やらなければいけないことに振り回されてしまいます。
Googleでは、勤務時間の20%を自分のプロジェクトに充てるという独自の勤務ルールがあります。
これによって今までにはなかった仕組みが、ドンドン生まれています。